◎ RGBのカラーをCMYKに変換すると、 特に鮮やかな色ほど濁る傾向が見られます。
※特に色味に注意が必要な印刷物は、CMYKモードにて作成されることをお勧めいたします。
当サイトのオフセット印刷は4色プロセスカラー印刷にて対応いたします。CMYKモードに変換し忘れたデータは、お客様ご了解の上で当方にてCMYKモードに変換いたしますが、色味や明るさが変わる場合がありますのでご了承ください。
※配置画像もCMYKモードにて作成ください。画像データのCMYKモードについて、詳しくは下記リンクをご参照ください。
→ Photoshopでの保存について
RGBとCMYKの違い
「RGB」とは、「光の三原色」と呼ばれるR(赤)・G(緑)・B(青)の三色によるカラーモードです。パソコンのモニタもこのRGBで表示されています。また、WordやExcel、PowerpointなどのMicrosoft Office系アプリケーションもRGBを基調としています。
「CMYK」では、C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)の「色の三原色」のインクの掛け合わせで色を表現していますが、この3色の掛け合わせで表現された黒は完全な黒にはならないため、実際の印刷ではK(ブラック)インクを使用して黒を表現しています。
RGBで表現できる色の一部は、印刷プロセスでは再現できないため、CMYKモードに変換する必要があります。ただし、CMYKはRGBよりも表現できる色域が狭いために、RGBでしか表現できない鮮やかな色彩は、変換の際に色が著しく変わってしまうケースが見られます。
カラーモードはウインドウ上部のタイトルバーに表示されています。
カラーモードの変更は、「ファイル」→「ドキュメントのカラーモード(書類のカラーモード)」→「CMYKカラー」
※カラーモードをRGBからCMYKに変更した際、透明効果等を使ったオブジェクトが正しく再現されないことがあります。変更後に確認・修正をしてください。
RGBカラーモードで作成された黒(R0 G0 B0)は、CMYKに変換すると4色掛け合わせの黒となります。当社ではコート紙を基準とした「Japan Color 2001 Coated」にて変換し、およそC93%+M88%+Y89%+K80%となります。
4色掛け合わせて印刷するため「版ズレ」が起こりやすく、細い罫線や小さい文字などには向きません。また、インク濃度合計が濃いためインクが乾きにくくなり、裏写り(紙を重ねたり断裁した際に上の紙の裏にインクがついて汚れること)等の不良となる可能性がありますので、絵柄によってはスピード対応の印刷をお受けできないこともございます。
印刷データはCMYKモードで作成いただき、墨の文字や罫線などはK100%にしてください。