オーバープリントとは、色を重ねて印刷することで、「ノセ」とも呼ばれています。オーバープリント設定を行うと意図しない印刷結果になる場合があるので、ご使用をお控えください。
※オブジェクトを選択し、「属性」パレットのオーバープリントにチェックを入れないでください。
【トラブル例:1】
C100%のオブジェクトの上にM100%のオブジェクトが重なっている場合。
オーバープリント設定がない場合は、モニター上のイメージ通りに印刷されます。上のオブジェクトにオーバープリント属性があると、下のオブジェクトに色が重なった状態で印刷されます。
【トラブル例:2】
C100%のオブジェクトの上に白の文字が重なっている場合。
上の文字にオーバープリント属性があると、消えてしまいます。
※オーバープリント設定の有無は当社データチェックの対象になりません。
弊社ではスミ文字版ズレ対策のため、RIP処理の際、K100%のオブジェクトに対して自動的にオーバープリントをかける設定をしていますが、それ以外のオーバープリントはご入稿データの設定どおりに処理をいたします。 (意図せずオーバープリントが設定されていた場合でも、データ通りの印刷となります。)
オーバープリントと同様の効果を施したい場合は、「透明」の「乗算」等をご使用ください。意図的にオーバープリントを行う場合、入稿時に必ずお知らせください。
【オーバープリントの確認】
1)「表示」「オーバープリントプレビュー」で、仕上がりを確認できます。
2)ウインドウ上部のタイトルバーに「オーバープリントプレビュー」と表示されます。